石崎汽船旧本社・社長室のライブカメラ

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石崎汽船旧本社は、松山市三津浜港の海岸通りに面して建つ大正13年（1924年）築の歴史的建造物で、国の登録有形文化財です。
設計は萬翠荘や愛媛県庁舎も手がけた建築家・木子七郎によるもので、耐震・防火を意識した鉄筋コンクリート造2階建ての、左右対称なモダンな外観が特徴です。
社屋の正面には白と黄色のタイルが用いられ、入口のバルコニーや大理石貼りのカウンターなど、細部には当時の意匠が凝らされています。
石崎汽船は江戸時代の御用廻船問屋にルーツをもち、明治以降は海運業として発展し、現在も瀬戸内海でフェリーや高速船を運航しています。
旧本社社屋は2013年まで使用されており、三津浜港の歴史を今に伝える貴重な文化遺産です。