ベイコムより尼崎城周辺のライブカメラ

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尼崎城は元和3年（1617年）、大坂の西の守りとして江戸幕府が譜代大名の戸田氏鉄に築城させた城で、当時は甲子園球場の約3.5倍の広さを誇る巨大城郭でした。3重の堀、4層の天守を持ち、その規模は一国一城令下でも例外的なものとして、尼崎が要衝である証でした。​

築城後は戸田氏、青山氏、桜井松平家など3家12代が城主を務め、約250年間にわたり尼崎藩の拠点となりました。幕末の明治6年（1873年）に廃城となり、城郭は取り壊されました。​

平成30年（2018年）、市民有志と地元企業の寄附によって新たに天守が復元され、平成31年（2019年）に一般公開。現在は城郭跡地と復元天守が観光名所となり、歴史展示や体験施設も充実し、家族連れにも親しまれています。