コルソ・マルティーリ・デッラ・リベルタとエステンセ城のライブカメラ

コルソ・マルティーリ・デッラ・リベルタはイタリア共和国エミリア・ロマーニャ州フェッラーラ県にある歴史的な通りで、日本語にすれば「自由の殉教者通り」になります。
このような名前が付けられた背景には2度にわたる「エステンセ城の虐殺」があります。
1度目のエステンセ城の虐殺は1920年に社会主義者とファシストとが衝突し、2人の社会主義者と4人のファシストが死亡した事件です。当時の政権は死亡した4人のファシストを殉教者として扱いました。
2度目のエステンセ城の虐殺は1943年にファシスト党でフェッラーラの市長であったイジーノ・ギゼッリーニが何者かに殺害されたことをきっかけに、反ファシストとみなされて逮捕された74人のうち11人が処刑された事件です。
自由の殉教者通りは特に2度目のエステンセ城の虐殺にちなんで名づけられています。